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「フィナステリドの基礎知識」~ボクをまだ知らない人へ~

 

もともとは前立腺肥大の治療薬として開発された

一般には「プロペシア」という名称の方が馴染み深いかもしれませんが、「プロペシア」は商品名であり、成分名は「フィナステリド」です。
ネット上で、フィナステリドと検索をすると、「プロスカー、フィンペシア、フィナック・・・」などの名称を見つけることができますが、これは全てフィナステリドを原料とした商品名で、日本で認可されているプロペシアのフィナステリドの含有量が違うもので、海外で流通しているまたはそのジェネリック薬品(*2)のことなのです。

*15-α還元酵素テストステロンをジヒドロテストステロン(DHT)へ変換する酵素。DHTは髪の成長を妨げる原因物質といわれている。
*2ジェネリック薬品別名「後発医薬品」などとも呼ばれ、市販されている医薬品と同じ成分の薬を別の名前で売っている医薬品のこと。


フィナステリドは、アメリカのメルク社により、前立腺肥大の治療薬として「プロスカー(フィナステリド5mg)」の商品名で発売されました。
しかし、フィナステリドが男性型脱毛症(AGA)に効果があることが発見され、その後AGA薬としての研究を重ね、1997年12月にFDA(アメリカ食品医薬局)が「プロペシア(フィナステリド0.2mg、1mg)」を男性型脱毛症の治療薬として認可されます。
日本では、2005年10月に厚生労働省に認可され、万有製薬により「プロペシア(フィナステリド0.2mg、1mg)」という商品名で発売されています。


なぜ男性型脱毛症(AGA)に効果があるのか?

AGA(男性型脱毛症)の原因は遺伝の他に、DHT(ジヒドロステロン)とうい物質がります。これは脱毛部にDHT(ジヒドロステロン)という髪の成長を妨げる原因物質が高濃度に見られることがわかったからです。 この物質は思春期以降に男性型脱毛症、前立腺肥大症、ニキビなど好ましくない症状を引き起こすことがあります。DHT(ジヒドロステロン)は5α―還元酵素という物質がテストステロンを変換させてできるもので、この酵素を抑えることができれば、DHTの生成を抑えることができDHTによるAGAの改善に効果を発揮します。

 

フィナステリドは5α―還元酵素を阻害する作用があり、男性型脱毛症の原因物質であるDHTの生産を抑えることができることから効果があるといわれています。


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監修:ドクターズヘア 二子玉川院 田島基嗣院長
山梨医科大学(現山梨大学医学部)卒業
聖マリアンナ医科大形成学教室入局
玉川田島クリニック院長

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